幾億万の嘆きは過去に失せ 幾億万の欺きも隠れて 僕らの情熱は嘘にたすけられ 飛ぶことのない見事な翼を備えていくよ 誰が僕を知るや? 誰が君を知るや? 声なき声が空に満ち満ちて あなたはひとりきり 知る由もない この世の残酷にさらされてゆくのになぜか笑うよ ああ見たこともない夢路の果てにあるものを求めて ただ飛ばぬ翼に十重二十重の飾りをつけてなくしていくのは 僕らの描いた夢だった きれいな夢だった